七宝柄の意味とは?由来や縁起の良さ、七宝柄の種類まで解説
着物やのれん、雑貨などで目にすることも多い七宝柄ですが、「七宝柄にはどういった意味があるのか」「和柄や日本文化に興味があり、文様の意味をきちんと知りたい」「七宝柄のデザインが気になる」という疑問や考えをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。このコラムでは、七宝柄がどんな文様なのか、その意味や由来、使われるシーン、種類などを紹介していきます。七宝柄が気になっていた人や、七宝柄を取り入れたデザインを制作したい人は、ぜひ参考にしてください。
七宝柄とはどんな文様なのか
七宝柄とは、円が四方に連続して重なり合う幾何学模様のことです。光っているように見える、花びらが咲いているように見える、といった特徴もあります。七宝は「しっぽう」と読み、七宝柄は日本の伝統文様の一つです。着物や工芸品によく使われています。
七宝柄の意味とは
七宝柄は、「円満」「調和」「ご縁」などを象徴する文様です。人と人とのつながりや、良縁を願う意味が込められています。人とのつながりやご縁は、「七宝と同じくらい価値のあるもの」ということも示しているのです。
七宝柄の由来
七宝柄という名前は、仏教用語の七宝に由来します。七宝とは、金・銀・瑠璃(るり)・玻璃(はり)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう)・硨磲(しゃこ)という七つの宝のことです。この七つの宝は、富裕・繁栄・地位の高貴さなどの象徴です。
七宝柄は縁起がいい?
七宝柄は、「円満」「ご縁」「繁栄」などポジティブな意味を持つため、縁起がいいとされています。また、円が途切れず続くデザインは、よい関係が長く続くという象徴です。このように縁起がいいとされる七宝柄は、結婚祝い・開店祝い・贈答品などにも使われています。また、着物やファッション、食器に用いられているため、目にする機会も多いでしょう。
七宝柄の種類
七宝柄の種類にはさまざまなものがあります。円が途切れずに連続する、最もスタンダードな形が「七宝つなぎ」です。円の一部が途切れたデザインの「破れ七宝」、七宝の円の中に花のモチーフを取り入れたデザインの「花七宝」などもあります。ほかには、「星七宝」「鳥襷」「小七宝」などがあり、バリエーションが豊富です。七宝柄は、「円が連続してつながっている」こと以外に、デザイン上の決まりは特にありません。そのため、デザインを作成する場合、さまざまな円(真円・楕円など)や色を活用して、自由に描けることも特徴の1つです。
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