のれんを作成する時に考える「巾数」とは?

のれんをオーダーしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
のれんを作成しようと考えた時に、「のれんの巾数ってなに?読み方は?」「巾数の決め方を知りたい」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
今回の記事では、のれんの巾数についての読み方や巾数の決め方・サイズ、巾数がないのれんなどについて簡単に解説します。
のれんの巾数とは?
のれんに入っている切れ目のことを、巾数と言います。巾は「きん」「はば」と読むため、巾数は「きんすう」「はばすう」と呼ばれるのです。
のれんは小さな布を縫い合わせて作成することが多いため、切れ目が入っています。来店客がお店に入りやすいような巾数にするのがおすすめです。
▼巾数数え方の参考(3巾)

のれんの巾数の決め方
のれんの巾数は明確に決められておらず、サイズや用途・デザインに合わせて決めるのが一般的です。
例えば飲食店では、3~7巾ののれんが多く採用されています。文字数に合わせて巾数を決めることも多く、「うどん」の場合は3巾・「ラーメン」の場合は4巾・「カレーうどん」の場合は6巾などがあげられます。
▼3巾の場合(例:うどん)

▼4巾の場合(例:ラーメン)

▼6巾の場合(例:カレーうどん)

のれんキングではオリジナルのれんであれば、2巾から巾数を指定することができます。
簡単に注文や見積りが依頼できますので、ぜひチェックしてみてください。

一般的なのれんのサイズはある?
一般的なのれんのサイズは、基本的にありません。
水引のれんや半のれんなどは、縦サイズの参考などがありますが、あくまで参考程度の数値です。そのため、使う用途やシーン、設置場所の雰囲気などを確かめながら決めていきます。
つまり、のれんはオーダーメイドで制作されることの多いもの、だと言えるでしょう。
のれんの種類やサイズに関して詳しく知りたい方は、こちらの記事から確認してみてください。
巾数がないのれんはある?
のれん自体、サイズや巾数などが自由なため、巾数がないのれんもあります。
例えば水引のれんだと、店先に飾り来店客の頭に被らない位置に設置してあるものなどは、巾数を付けないケースのひとつです。
また、「日除け幕」や「垂れ幕」とも呼ばれる日除けのれんは、1枚布で作られることが多く、巾数がないものがあります。
風になびかせる必要がないものや、来店客の邪魔にならないものも、巾数がないのれんの例です。デザイン性のあるディスプレーとしても、のれんは活躍しやすいです。
まとめ
今回の記事では、のれんの巾数や決め方、サイズ、巾数がないのれんなどについて紹介しました。
のれんは使うシーンや用途、設置場所の雰囲気などに合わせ、さまざまなサイズ・巾数・デザインで作成できます。のれんをオリジナルでオーダーする際にぜひお役立てください。