簡単!自分で綺麗にのれんをつくる方法

簡単なのれんの作り方
のれんを自分で作るのは、実はとても簡単で、インテリアとして活用することも可能です。
直線縫いだけで作ることができますので、普段ハンドメイドをしない方でも作ることができるでしょう。
家庭用ミシンと布があれば、すぐにでも作り始めることができます。
転写シートや絵の具を使えば、店名やロゴを入れることだってできます。
店内用のれんの場合は防炎加工が必要な場合がありますが、防炎加工については後述でご説明します。
自分の手で、オリジナルのれんを作ってみませんか?
必要な物

- ・家庭用ミシン
- ・布ばさみ
- ・アイロン(あれば便利)
-
・のれんにする布
※作りたいのれんのサイズに合わせてご用意ください。 - ・のれんを通す棒
※のれんを掛ける場所の長さを確認してご用意ください。
前準備

のれんにする布はお好みによりお選びください。
長さと幅が足りるかどうか、確認してください。
縫い代が必要ですから、完成サイズに対して横幅+8cm、高さ+8cmの大きさをご用意ください。
(例)完成サイズ:横幅50cm・高さ130cmの場合
⇒生地サイズ:横幅58cm・高さ138cm
店舗装飾で使ったあまり布や、使わなくなった和服などを活用するのも粋です。
手順
➃ 上下を縫う
下部分は1cmを中に織り込み、2cm幅の三つ折りにして縫いましょう。
のれん左右の高さが均等になるよう、気を配ってください。
上の部分は筒状になるように縫います。通す棒のサイズによって幅を調整ください。
チチを作る
今回は突っ張り棒を通す部分を筒状に作りましたが、チチにすることも可能です。
チチのれんは関西が発祥といわれていますが、レトロ感があっておしゃれですね。
前準備
のれんと同じ柄の布を使ってもいいですし、全く別の素材を使ってもオシャレです。
ミシンで縫うのではなくピンなどで留めてもおしゃれです。
いずれにしてものれん本体から外れることがないよう、しっかり取り付けてください。
前準備
のれんと同じ柄の布を使ってもいいですし、全く別の素材を使ってもオシャレです。
ミシンで縫うのではなくピンなどで留めてもおしゃれです。
いずれにしてものれん本体から外れることがないよう、しっかり取り付けてください。
前準備
ここではミシンで縫う方法をご紹介します。
※チチにする場合は、のれんの上部分は下部分と同様に三つ折りにして縫っておきます。
文字・絵をのれんに書く
のせっかくですから、のれんに店名やロゴを入れたいと思いませんか?
文字やイラストを入れることも簡単にできます
必要な物
布の種類によっては絵の具を使うことができます。絵の具だけでなく最近は布用のペンやクレヨンもあります。
絵心に自信がない方や、ロゴ等をそっくりそのまま写したい、という方は転写シートを使うのもいいでしょう。
転写シートならば写真を写すこともできます。
前準備
絵の具や布ペンを使う場合は、紙に使うときと同じ要領で書いていきます。
転写シートを使う場合は、購入した転写シートの使い方に従ってください。
今回使用した転写シートは、下記のような使い方でした。
-
① 付属の印刷シートに転写したい柄を印刷する
※転写するときは左右反転になるので、 印刷するときは左右を反転させましょう。 - ② 転写フィルムを貼る
- ③ 台紙を剥し、のれんに貼る
-
④ 濡れティッシュ等で湿らして、フィルムを剝がす
これで転写ができます。簡単ですね。
<今回使用した転写シート>
・転写シート(透明タイプ)
※外部リンクです。新しいウィンドウで開きます。
のれんは消防法の防炎加工対象になります
不特定多数の人が出入りする施設では、使用する製品によっては消防法に定められた基準を満たす防炎加工が 義務付けられています。
また、防炎加工が義務付けられていなくても、防火の観点から防炎加工が施されているものを使用したほうが 望ましいとされる防炎製品もあります。
自分で防炎加工できるスプレーも市販されてはいますが、防炎ラベル*を得ることはできませんので、防炎ラベル の使用が認められた業者に依頼することをおすすめします。
*防炎ラベル
公益財団法人日本防炎協会が発行しているラベル。消防法で定められた基準の防炎性能を有する製品と 認められた場合交付される。
まとめ
お店で防炎加工ののれんが必要になった場合には、必要なスケジュールに合わせて加工済製品を購入するか、既存ののれんの防炎加工を依頼しましょう。 防炎加工済製品のお手入れは加工状況に合わせて、加工の取れないように適切な方法を選びましょう。