店舗や玄関の入り口にのれんを設置する時の正しい向きを解説!

店舗や玄関の入り口にのれんを設置する時の正しい向きを解説!

このコラムでは、のれんを設置する際の正しい向きや、のれんを設置するメリットについて解説します。のれんの設置を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

店舗や玄関にのれんを設置する際は外から見たときに表が見えるようにしましょう。
お客様を迎える際に裏面が見えていると印象が良くないためです。部屋から常に裏面が見えるのが気になる場合は、裏表にあまり違いの無いデザインののれんを選ぶと良いでしょう。

飲食店などの店舗でのれんをあえて裏返しにかけている場合は、一般的に「お店が閉まっている」という状態を表します。
店舗がオープンする前の早い時間であれば「準備中」、お客様が入っている状態でも閉店間際の時間帯なら「オーダーストップ」ということを意味していることが多いです。のれんを出したり閉まったりしている店舗もありますが、のれんを掛けていない状態では店舗の存在を認識してもらえない可能性もあります。一方で、営業時間外にものれんを裏返しにかけて常に外に出しておくことによってお店の存在をアピールすることが可能です。

のれんを裏返しにかける理由

のれんを設置するメリットを4つご紹介します。

のれんは、店舗では営業中であることや店舗の存在をアピールする目的で使用されていますが、それ以外にも目隠しとして使用されることが多いです。

一般家庭などでは、玄関のドアを開けた際に外から廊下やリビングが見えないようにしたり、部屋と部屋の間に設置して空間を区切ったりすることが可能です。また、キッチンや脱衣所、収納などの生活感が出やすい場所に設置することですっきりとした印象に見せることができます。

他にも、温泉などで男女の入り口を分かりやすくするとともに入り口を隠すためにのれんが設置されているケースや、舞台やイベントの出演者の楽屋にのれんをかけてプライベートを保護しているケースもあります。

夏の暑い時期はのれんを窓際に設置することで直射日光や虫の侵入を防ぎやすいです。冬の寒い時期は玄関や窓周辺の冷えた空気をシャットアウトして隙間風を防ぐ効果が期待できます。

のれんはカーテンに比べて省スペースで手軽に設置することができます。
柄や素材が豊富なため、部屋の雰囲気を変えたい時やアクセントが欲しい時にインテリアとして活用するのもおすすめです。

これまでに説明した通り、のれんは居酒屋やラーメン屋などの飲食店で多く使用されています。これは、営業中の有無を分かりやすくすることはもちろん、店舗の販促アイテムとしての機能も持ちます。店名やロゴ、何を販売しているのかなどが書かれている場合が多いので外を通る人に対して宣伝効果が期待できます。

今回はのれんを設置する際の正しい向きやメリットについて解説しました。のれんは基本的に入ってくる方から見て表が見えるように設置しましょう。また、店舗などにおいては裏返しに設置しているのれんにも意味があります。
のれんを使用するメリットを踏まえ、ぜひ日常で活用してみてください。